2018.05.09 04:30反則「脊椎や後頭部への打撃攻撃」(strikes to the spine or the back of the head)反則「脊椎や後頭部への打撃攻撃」(strikes to the spine or the back of the head):(1)「脊椎」「後頭部」の定義「後頭部」は、頭頂部より後ろ側の中心線から両側に約1インチ(2.5cm)=計約5cmの幅をまっすぐ下がった範囲(いわゆるモヒカンの部分)、および、頭部と首の結合部(耳の上の高さあたり)...
2018.05.08 03:35「インスタント・リプレー」のルール「インスタント・リプレー」のルール多くのスポーツで映像によるインスタント・リプレーが導入されていますが、リプレーを適用できる場面は限定されています。MMA(パンクラスやアメリカ諸州)でもリプレー検証はできますが、適用できる場面は、試合のフィニッシュに至る直接的な局面やながれが反則によって引き起こされた可能性がある場合に限られています。レフ...
2018.05.05 03:40反則「消極的行為(timidity:臆病)」の事例反則「消極的行為(timidity:臆病)」の事例2016年10月南アフリカで開催されたEFC 54でのMuklulu対Fadipe。Mukulu(黒いショーツ)は相手から逃げ続け、3ラウンド1分20秒、消極的行為(timidity:臆病)により失格負けとなりました。(映像参照)映像の出所は次のURLから(これらのURLからは現在視聴でき...
2018.05.05 03:05反則「消極的な行為」(timidity)の定義反則「消極的な行為」(timidity)の定義「消極的な行為」は、意図的に相手との接触を避け、闘いから逃げるあらゆる行為やふるまいを指します。例えば、わざとマウスピースを吐き出す(落とす)、背中を向けて相手から逃げる、わざと倒れる、現実には発生していない反則・アクシデント・ケガをアピールする(ケガのふりをする)、などです。原語の“Timi...
2018.05.04 04:40『サッカーレフェリーズ』『サッカーレフェリーズ』(浅見俊雄著、アドスリー)。サッカー審判員を志す人や初級審判員用のテキストです。1試合に8~10kmほどを走るサッカーのレフェリーにとってコンディションづくりは必須です。さて、多くの州のアスレチック・コミッションは、MMA審判員に対し、大会開始24時間以内の飲酒を戒めています。酒豪ぞろいのMMA審判員のみなさん。お...
2018.05.03 07:50Jason Herzog / CSACカリフォルニア州アスレチック・コミッションの公認審判員であるジェイソン・ハーゾグ氏が当機構Instagramアカウントを紹介してくれました。Jason Herzog / CSAC
2018.05.03 03:10反則「グラウンド状態の相手に対する踏みつけ(stomping)」の定義反則「グラウンド状態の相手に対する踏みつけ(stomping)」の定義「踏みつけ(stomping)」とは、スタンド状態の選手が膝を曲げて脚を上げ、グラウンド状態の相手に足底や踵で打撃を加える行為です。膝を曲げずに踵を落とす「アックス・キック(axe kick):いわゆる「カカト落とし」」は踏みつけではありません。あくまで打撃を加える行為...
2018.05.02 08:50グラウンド状態の競技者への踏みつけMMAユニファイド・ルールにおいて、グラウンド状態の競技者への踏みつけ(stomping)は反則ですが、映像の事例でアーム・バーを仕掛けられた選手が左足を相手の顔に当ててディフェンスを試みる行為は、足を顔に置く(placing)あるいは押し当てる(pressing)にすぎず、踏みつけ(stomping)の反則ではありません。この試合のレフ...
2018.05.01 00:20スポーツ審判員特有の心理的スキル村上貴聡・平田大輔ほか「スポーツ審判員に求められる心理的スキルの評価:尺度の開発とその活用」東京体育学研究第9巻5-12頁(2018).スポーツ審判員特有の心理的スキル(能力を最大限に引き出すことのできる心理状態を実現するスキル)の内容を明らかにし、それを評価する尺度を開発する研究。これまでの心理的スキルの研究はアスリートを中心に発展して...